(流れのシミュレーション: 野津裕史教授提供)
設立趣旨
数理科学分野における異分野・産業連携研究の全国的な機運の高まりを受け,これまでの金沢数理科学研究拠点を発展的に再編成し,連携研究活動を実施するための組織として,「数理科学連携研究拠点」を設ける.
われわれの目的は,社会現象・自然現象・生命現象・数理現象などの様々な現象に潜む数理構造を,数学の持つ抽象性を利用して顕在化させ,新たな数理科学研究の創出を目指すことにある.すなわち,様々な研究分野を視野に数学構造を見出し,代数学・幾何学・解析学・計算数学など多様な数学手法を用いて解析するとともに,異なる見かけを持つ現象に共通する構造の抽出や,解析の基盤となる数学理論の構築に取り組む.
沿革
平成26年度
研究課題「【理数1】諸現象を解析するための数理科学とその基盤となる数学の探求」
に取り組む研究課題グループが金沢大学内に発足し,金沢大学の数理科学研究拠点として活動を開始.
平成28年度より
「金沢数理科学研究グループ (KMRG)」として研究活動の組織化を進め,対外的な発信のためのホームページを整備.
平成31年度より
「金沢数理科学研究グループ (KMRG)」を「数理科学連携研究拠点 (MIRS)」に名称変更.
金沢大学 / 理工研究域 / 数物科学類 / 数学発展プログラム,応用数理プログラム
Last update: 1, Oct., 2023
お問い合わせ先: ohtsuka (at) se.kanazawa-u.ac.jp (広報)